お前らは先に行け!

30代関東リーマンの、日々の暮らしや体験記。

無限ループ 〜右へいくほどゼロになる〜

主人公 西城誠二は、とある事から、

憎悪する相手から怒りの度合いに応じて財産を奪える『シルバーボックス』

を手に入れる。

そして、社会的悪から金を取り返す現代版足長おじさんになろうと試みるが……

 

設定的にこれを見てデスノートみたいだな」という印象を最初にもちました。

願うだけで望み通りの事が起こせる様になった人が、

その力に翻弄されながらも偉業をなそうとする話。

 

漫画好きな自分としては、設定などはとても惹かれました。

話の運びもテンポ良く、展開も多いので、娯楽としては十分でした!

 

ただいかんせん、人気の設定を盛り込んで作りました的な薄い感じが否めず。

  1.  表現が簡素。たんたんと解説を読んでいる感じ。
    話のテンポそれを補っていますが、文学的な面白さはないかな。
    小説ならではの面白さは無く、映像化用の下地といった感じ。
  2. 主人公の思考がちょっと理解できない。
    シルバーボックスが建物ごと取り壊されそうになるんですが、
    その対策がもっとあるだろうと感じたり。
    色んな女性に惚れながら純粋ぶったり。
    日本の社会に不満を持ちながら救済したのは海外の奴隷だけだったり。
    …なんなんだこいつは…。
  3. 投げっぱなしの設定。
    最初のヨーコはなんだったのか。
    グレードとは。
    321の説明のために登場したブラジャー。…色々と気になりました。

読んで良かったってほどの作品じゃないですが、

暇つぶしには十分でした。

 

…今回は辛口で。

 

しかし、300万しかなければ1億で出来る事を妄想し、

10億あったとしても、100億じゃないと出来ない事がやりたくなったり、

人間の強欲さを追体験できた気はします。

 

無限ループ (講談社文庫)

無限ループ (講談社文庫)