アクション、シューティング、パズルと様々な様式のゲームがある中で、
RPG(ロールプレイングゲーム)はその登場以降、
常にゲーム業界を牽引してきたジャンルといっても過言ではないだろう。
コンシューマー機が進化するたびに、
映像や操作性の進化の恩恵を受け、
最も話題になる物はいつもRPGであった。
そんなゲームの花形であるゆえ、
「もっとこんなRPGがあったらな」
「俺ならこんな話にしちゃうけどな」
「水色のスライムってモンスターがいたら斬新だよな」
等など、ついつい自分なりのRPGを妄想した事は
誰にでもあるのではないだろうか!いや、なければおかしい!!
そんな願望を叶えてくれるのが、 『RPGツクール』 である。
色んなゲーム機に、いろんな形に移植されているが、
私がやったのは極めて初期型のスーパーファミコン向けの1,2と、
プレイステーション向けの3の、3シリーズである。
このツクール、
魔法・アイテム・モンスターと、1つ1つオリジナルものを作れるのだが、
とにかくめんどくさい!
一生懸命ステータスやらを設定し、
作ってもいざプレイしてみたら強すぎるor弱すぎるってな問題が発生し、
ステータスを微調整して何度もバランスを整える…
3時間かけて出来たのが街の形だけ…
イベントが進まずに、同じ事をしゃべり続ける村人…
ほんと、めんどくさい!
しかし、それを乗り越え、
自分で作った世界を人に冒険してもらってる姿を見ると
ホント嬉し買った事をよく覚えている。
世の中のゲームクリエイターの気持ちを100分の1でも体験できているなら、
このゲームの価値はそれだけで十分な物な気がする。
ちなみに私が今までRPGツクールで作ったゲームたち。
どれも中学校くらいの時ですが…。
- にわとりにされた戦士の冒険。
目的も固定の仲間も無く、好き放題世界を冒険できる。 - 島の少年が世界に出て行って、世界の破滅と戦う話。
3パターンのエンディングがある。 どれもバッドエンドっぽい話だけど。 - 1ではじめに試しに作っていた名も無き話のリメイク。