お前らは先に行け!

30代関東リーマンの、日々の暮らしや体験記。

ボトルネック

さて、最近読んだ小説を。

本屋にずらりと並び、「このミステリーがすごい、の作家!」なポップに釣られ、

いかにもな人気作を読んでみました。

ボトルネック

自分が生まれていなかった平行世界に迷い込んだ少年が、

自分の代わりにその世界に生まれた「姉」と一緒に

自分との世界の違いを知っていくSF話です。

 

中3の主人公がやけに冷静で、皮肉っぽい感じだったので、

自分の中3を思い返すと、異様に違和感を感じちゃいました。

 

あと、特殊な設定を理解してもらうためでしょうがなくもあるけど、

動きも少ない前半の話がちょっと退屈でした。

また「姉」であるサキのキャラクターを強調するため、

色んなしぐさが語られているんだけど、現実離れしたキャラ立てが気になりました。

 

しかし、クライマックスはとても読まされる内容で、

読み終わった後はどっと疲れると言うか、後味が残る所も(いい後味ではないが)

私的には大満足でした!

 

 自分が世界を変えたいだとか、宇宙の中心は俺だとか考えていなくても、

やっぱり自分は必要なんだ、 周りに何か与えられている、って言う自信は必要ですね。

以上!

 

ボトルネック(新潮文庫)

ボトルネック(新潮文庫)