あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

千秋庵 山親爺/CMソング【北海道のご当地ソング】

本日、ラジオ放送「ご当地ソング捜索隊」の第2回目が放送となりました!ワー!!
楽しい放送でしたね!笑

今回の放送のテーマは「北海道」という事で、
 ・霧の摩周湖/布施明
 ・シャクシャイン/水曜日のカンパネラ
の2曲をお届けしました。

この2曲のほかに、流そうと思って流せなかった曲がありました。
それが、千秋庵の山親爺のCMソング。

北海道に太いパイプを持つ吉田という人物から教えてもらいました。
調べると道民の誰もが知っている、超定番ソングだとか!

CM映像と歌の意味がまったくわかりません。
 「山親爺って父グマのことかな?」と思って見ていると、
ウサギにシャケをプレゼントする映像に合わせて
 「今日のおやつは山親爺~♪」

えっ…シャケが山親爺なの…?

吉田氏からは
 「山親爺を食べたことはない、どんなお菓子かも知らない。」
という定番なんだか定番じゃないんだか分からない言葉を添えて、曲のタレコミをいただいていました。

ラジオで流せなかったのは、企業CMになってしまうから。
確かになぁ。ご当地CMソングも愉快なのがたくさんあるんだけど、流せないのは残念。その分は、ブログで触れられたらいいな。

タレコミお待ちしています。

ShibuyaK/DAOKO【東京のご当地ソング】

渋谷がかつて文化の発信地だった
 …のかは八王子育ちの僕にはよく分かりませんが、
昨今では、ワールドカップ、ハロウィン、年越しイベントと、バカ騒ぎイベントの中心地というイメージになってしまいました。

山手線にパリピがたくさん乗っていれば「こいつら、渋谷から乗ってきたな」
と思ってしまうくらい。そのくらい、ここ数年で渋谷にはパリピイメージが出来上がってしまいました。 

今回の曲はDAOKO「ShibuyaK」
時代とともに移ろう渋谷の実態の無さを、とても的確に表現している曲です。
特にこんな歌詞とか。

なんでもあるけど なんいもないな

帰る場所は此処 皮肉だね

時代と若者の先端であるがゆえ地に足のつかない街。
特別思い入れがある訳じゃないのに、集まるのはいつもここ。
街と人が、お互いにつかみどころを得ていないながら、共依存になっている。
抽象的で説明しきれないんだけど、僕の渋谷イメージとめっさ合致する歌詞なんです! 

サウンド面でも、レトロさのある音の上にDAOKOの今らしいボーカルが乗っているのがすげえ渋谷っぽい。
街自体がそこまであか抜けないのに新しいものばかり入ってきている感じ
おんぼろOSに最新アプリがインストールされ続けている感じ…

この気持ち、少しでも伝わっていたら幸いです。

ShibuyaK

ShibuyaK

  • DAOKO
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

I love you & I need you ふくしま/猪苗代湖ズ【福島のご当地ソング】

東日本大震災直後に収録・配信された
福島県会津若松市出身の、サンボマスターのボーカル・ギター山口隆の作曲作詞の曲です。

福島への、郷土への強い愛を歌った曲。
あまり言葉では福島のことは説明せず、気持ちをメインに歌った内容なので、
言葉にならない、言葉にできない、そんな強い想いを感じる歌になっています。

サンボマスターのライブでもよく歌われる曲ですが、
山口さんの、福島を想った魂の叫びは圧巻でした。

 

歌とずれた話ですが、
このMVでは、福島県人以外の方たちが多く登場して、福島にエールを送っているような構成。僕はすごい好きなんだけど、日本人はこの「どこの出身か」という「お国意識」強いよね。〇〇県人会とか、海外にもあるし。

「地元が同じ」ということでアイデンティティの共有がなされているのは分かるんだけど、スゴイ日本独特の文化じゃないだろうか。海外もそうなんだろうか。
アメリカの各地で、オクラホマ州人会が結成されているのだろうか。

民俗学?社会学?的に研究されていそうな気がするので、
本を探してみたいと思います。

18祭に参加したい34歳

NHK企画の18祭。今年は、RADWIMPS。
1000人の18歳と、2曲を一緒に歌うステージ。
どっちの歌もすごいいい。 

 

18歳の僕がもしここにいたら
今よりもずっと深くささって、抜けなくなっていたと思う。
そして会場でちびって、周りから人がいなくなって、NHKのスタッフにつまみだされていたと思う。歌に合わせて「おい!どうすんだよ!」って言われていたと思う。

そんなことを考えたら、今は今でちびりそう。

 

「正解」のこの歌詞は、ほんとオサレだな~。

次の空欄に当てはまる言葉を
書き入れなさい ここでの最後の問い

「君のいない 明日からの日々を 僕は私は きっと□□□□□□□□□」

制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの 時に私はもういない
だから 採点基準は あなたのこれからの人生

「よーい、はじめ」

洗練されたオサレさは、本当にワクワクします。
ここにいた18歳達は本当にうらやましい!

そしてふと、若い人のことを「うらやましい」と思えるのは、
すごい良い感情だなと思った。

自分たちの生きてきた道より、明るくなっているということだから。
息子の生きる世界を、超絶うらやましがりたい。

Lemon/米津玄師【徳島のご当地ソング】

昨年末の紅白歌合戦、みなさんは見ましたか?
平成最後の紅白という事もあり、見ごたえがありましたね!

その中の目玉のひとつが、今をときめく米津玄師のテレビ初生歌唱!2018を代表する曲「Lemon」を、神秘的な会場で歌い上げ大きな話題になりました。
この会場は、米津玄師の地元である徳島県鳴門市の大塚国際美術館。かなりインパクトのある絵面での初舞台だったので、早速ヨネヅラーの聖地になっていると、テレビで紹介されていました。
ヨネヅラーは変かな。ヨネラー?ヨネヅ―?

このLemon。本来はこのブログで取り上げたら怒られちゃいそうな、みじんもご当地性の無いノンローカルソングです。だけど、今回の紅白歌唱で、強烈にLemonと美術館が紐づけられたなと思いました。

あまり米津玄師を知らなかった世の多くの人達に対して
「あの場面のあの歌」=米津 になったことと思います。

早速、多くのファンが美術館を訪れているとの話でしたが、それを受けて美術館や周りの土産屋が
 「平成最後の紅白で、Lemonが歌われた場所!」
 「おこしやす、米津の故郷!」
と大々的に言い出してもおかしくありません。

さらにミュージアムショップで、オリジナルのお土産としてレモン飯を売り始めてもおかしくありません。研究熱心なら、マトリョーシカとかパンダグッズまで売られるかもしれませんね。

何かのきっかけで場所と歌が強烈に結びつく。
いわゆるご当地ソングじゃないんだけど、こんなことから地域と歌が混じり始める事もあるなと感じたので、紹介させていただきました。

Lemon

Lemon

  • 米津玄師
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes