あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

今聞きたいゴーイングアンダーグラウンド

ゴーイングアンダーグラウンドを久々に聴きました!

アンダーグラウンドの名の通り、デビュー直後以降あまり地表に上がってこなかった感もありますが、ボーカルのルックスにそぐわないさわやかな声と透明感のある曲が最高なバンドです。

 


 

 

 

そんな中でも、一番の推し曲は「トワイライト」

NHK平成若者仕事図鑑とかいう悩める若者の仕事を紹介する番組のテーマソングと、「主役は君と僕の脇役のいないストーリー」というサビがマッチして、良い番組だったような記憶がうっすらあります。霞の先くらいうっすらですが。

PVも良いんだよ。
大学生くらいの恋愛ドラマってのと、結論がはっきりしないのが良いんだよ!

 

これが本人たちも認めるの代表曲と思われ、2013年のライジングサンの時には

「10年ぶりにライジングに帰ってきたよ、北海道でこの曲をやりたかったんだ!」

と言って、イントロに入るのはしびれました。

 

11月にライブあるから行こうかな。
今年何も行ってなかったし。

【映画感想】心が叫びたがっているんだ

「心が叫びたがっているんだ」を見ました。

青春の葛藤ドラマと思って見たら、想像してなかったえぐめのスタートでびっくりしましたが、最終的にはさわやかに楽しめる内容で良かった良かった!

恋愛要素はサブだけど、最後に恋愛でまとめたり、終わり方の後味もよいですね!

ショッキングだったオープニングは、城型ラブホから見知らぬ女性と出てくるお父さんを見て「お父さんは王子様だね!」とお母さんに言ってしまう所。

なるほど。確かにこの形、子供は食いつきかねないね。
けども、なんでまた城の形が多いんだろうね。

名古屋の「湯~とぴあ宝」ってスーパー銭湯が城っぽい形してて、「おっ、城だ!」って思わないで「げ、ラブホだ!」って思ったくらいイメージが植え付けられているよ。

 

青春アニメの事で書き始めたのに、何故こんな話をしているんだ…。

 

テーマソングもいいね!
個人的には、乃木坂の代表曲はこれだな。

動けアイポッド

私の音楽プレーヤーの歴史は、後手後手の歴史である。

 

1999年 中学2年生の私、MDプレーヤー購入

2001年 iPod発売開始、mp3プレーヤーの歴史が始まる

2009年 M2の私、MDの時代は終わった事をやっと感じ取り、iPod購入

2017年 8年使ったiPod、音が止まり出したので買替えを検討開始

同 年  iPod、touchモデルを残し生産終了

 

 

この変化、定額聞き放題サービスの普及に伴うもの。音楽を所有・同期させ自ら編集するスタイルから、クラウドに好きなものを聞きに行くシステムの変化であります。所有からシェアへ、デバイスも携帯へ一本化の流れですね。
コンデジも、携帯カメラへの一本化で同じような道を辿っているし。

 

え~、みんなそんな携帯で音楽聞いてるの?
まだiPod需要あると思ってたんだけど…
けど、MDの時もみんな使っていると思っていたら、誰も使ってなかったしな…。

 

音楽管理はi-tunesでずっとやってきたから変えたくないけど、携帯とか写真関連はgoogleにまとめてたから携帯はiPhoneにする気ないし。

詳しい人教えて!どうすればよいの!!

【マンガ感想】海の大陸NOA

連載マンガは、ちゃんと完結するのが難しい。
思い描いたとおり作品が完結できているのはごくごく一握り。
状況によって話を変えたり、人気が上がらず打ち切られたり、
時には雑誌自体が無くなり、作品ごと消えてしまう事もあるでしょう。

特に悲しいのは、作者の病気による連載中断。
続きを読みたいという声がありながら、やむなく連載が止まってしまうのはとても切ない事です。

 

前置きが長くなりました。
今回は「海の大陸NOA」という、連載停止から蘇ったマンガのお話。

海の大陸NOA(1) (コミックボンボンコミックス)

海の大陸NOA(1) (コミックボンボンコミックス)

 

私が小学生時代愛読していたコミックボンボンで連載されていた本作は「作者の目の病気」という理由で休載し「〇月号から連載が再開し、それ以降は5回に1回は休載」との予定だったものの、説明がないまま連載は再開されませんでした。

 

このマンガ、連載終了扱いで「全2巻」という扱いだったのに、
しかし!!
7年のブランクを経て、ボンボンで再度連載を再会させていたのです。

その後、悲しいことにボンボン廃刊に伴いネットコミックに移行しますが、そのサイトも停止し、話が微妙なところで再度連載が終了して今に至ります。

 

なかなか難しいですね…。
経緯を知り、とても懐かしくなったので読んでみました。

 

この作品、ギャグマンガでありながら、

「地球上で残された最後の孤島サンクルスと、その上空に浮かぶ天空都市テラが主な舞台。サンクルスでは、2人の人間とテラから廃棄された生物兵器の失敗作が共に暮らしている」

という重厚なSF設定にくわえて、憎きライバルのコロコロコミックのようにうんこちんこの下ネタに走らないクリーンなギャグなので、非常に品があります!

 

低年齢向けなので、今読んで笑えたかというと厳しいんですけども、
それでも夢溢れる内容を楽しんでいた事を思い出し、懐かしくなりました。

僕の下ネタに頼らないクリーンなスタイルは、コミックボンボンを読んでいた小学校の当時に養われたものなのでしょう。

海の大陸NOA+(1) (コミックボンボンコミックス)

海の大陸NOA+(1) (コミックボンボンコミックス)

 

「左ききのエレン」がおもしろい

天才になれなかったすべての人へ—

 

今年読んだ中で、最も衝撃的なマンガでした。
絵はあれかもしれないけど、これはおもしろい。

一気に最新話まで読みました。数年以内に絶対実写化するって!

 

舞台は2000年台前半から今につながる広告・アート業界。
自らの凡才に気づきながら何者かになろうとあがく広告代理店勤務の朝倉と、
圧倒的才能で周りを取り残しながら進む芸術家エレン。

2人を中心にした群像劇です

 

めっさ現実感のある登場人物と、それらの複雑に交差する人生。
夢と仕事と生き様に、たくさんの熱い言葉があふれています。

ぐうの音も出ない内容です。絵はあれだけど。

 

広告業界おしごともの!

まず、見知らぬ業界を知れるのがまず面白いですね!

広告代理店に、製作会社やクライアント。
こんな部署があります、仕事はこうしてます、独立する人もいます。
美大出身と専門卒でも扱いが違います、とかとか。

役職ごとにそれにはまったキャラが出てくるので、自然に理解が深まっていきます。 

 

天才と凡才

スポーツ物では鉄板のこのテーマ。

  • 凡才は、天才にどう立ち向かえばいいのか。
  • 努力をしても届かないと知った時、ずっと描いた夢が叶わないと気づいた時、人はどうすればいいのか。

それをとても丁寧に描きます。

夢がかなわなくても人生は続く。
その折り合いをつけ方、挑み方も人によって違います。

 

なかなか見ていられない痛々しい展開の中でも、作品全体に希望が溢れている様に感じるのは、もがきながら支え合っている登場人物達と、作品中のエレンの存在が大きいですね。世界のどこかにいる天才的な旧友と、いつか肩を並べてみたいから。

 

物語の描き方

時系列が行ったり来たりしながらストーリーが進むので、読み進めるほど、以前のシーンが重厚になっていきます。あれはそうだったのねと!

社会人の話で始まったと思ったら高校時代が始まり、その後社会人にいったん戻りつつ、大学編に行ったり。
過去と現在の2点をいったり来たりはたまに見るけど、ここまで色んな時期に飛ぶ展開は初めて見ました。

 

あと、2000年以降のメディア業界の動きをストーリーに組み込んでいるのもなんか熱いですね。出てくる大学名もそのまま使っていたりと、現実のワードが出てくるとテンションが上がります。

  • 最近登場したYou tubeを使おう
     → インターネットでわざわざ動画なんてみんな見るかね?流行らなくね?
  • 広告と悟られずに広告しよう
     → それはステルスマーケティングという業界の禁じ手だ!
  • 全部自分で編集している新海誠ってすごいアニメ監督がいる
     → 彼が革命を起こすのはチームを持ってからだ

 

 

その他にも、しゃれてとんちを効かせた言葉もいっぱいあるんですよ!好きなのは

「はじまったら、はじまった時わかるよ」

各キャラの「人生がはじまった瞬間」が何となくわかり、そこもいいです。

 

いや~~!! 是非お試しを。

左ききのエレン(1): 横浜のバスキア

左ききのエレン(1): 横浜のバスキア