今回は汚い話をします。「うんこ」です。
いやなら、今ここで引き返してください…。匂いがついても補償できません。
いいんですね…?
警告はしたので、文句は言わないでください。
さて本題。
月曜日の日経MJに、今「うんこドリル」なるものがヒットしているという記事がのっていました。さらに同じ日の深夜、伊集院光 深夜の馬鹿力の中でも紹介がされていました。
驚いた事にこの漢字ドリル、すべての例文に「うんこ」というワードが使われているというのです。アイディアが受け、小学生(おそらく男子のみ)にあたり大ヒットしているようなのです。
なるほど、これは面白いですね!
高校時代は、部活の後輩に「うんこ魔神」と呼ばれていた僕としても大変興味深い。
ホームページに乗っていた例文は以下のような内容。
【小学1年生】田んぼのど真ん中でうんこをひろった。
【小学2年生】木刀かと思ったらうんこだった。
【小学3年生】このうんこから、絶対に目を離さないでください。
【小学4年生】ドイツの工学博士が、うんこと話せる機会を発明した。
【小学5年生】うんこファンにはたまらない本が出版された。
【小学6年生】うんこパーティーの費用は父が負担してくれた。
これは小学生の僕なら大喜びで漢字書きますわ。今の僕でも喜んでいますから。
学年が上がり漢字が難しくなるにつれ、例文も特殊な内容になっていきます。小6のパーティーはどんな社交会なんでしょうか、妄想が膨らみます。この話をしながら、2時間くらいは平気で飲めるでしょう。
『「〇〇」と「うんこ」を使って文章を考えろ』
というお題の大喜利の解答本としても楽しめそうですが、2つの縛りがあるので文章を考えるの相当大変だったろうなと感じます。
1つ目の縛りは、「うんこ」というキーワードを使わなければならないこと。おなか痛いとか、トイレとか、表現の言い換えが許されないんですよね。どうしても組み合わせにくい言葉もあったろうに。
2つ目の縛りは、フェチに寄ってはいけない事。
小学生向けのドリルだから、大人的なうんこの使い方をしちゃいけないんだよね。ええ、あまり多くは語らないでおきますが、この配慮が大変だったろうなと。
伊集院のラジオでも言っていましたが
「これを親が買ってきて、それを受け入れて子供が解く」
というのが小学校中盤で以降で成り立つのでしょうか。
そんなツッコミどころも含めて、楽しい話題でした。