あるブログ

府中在住のサラリーマンによる、日々の記録。子育て(兄と妹)/ご当地ソング/マンガ/ラジオ などのお話。記事に合わせて一曲選曲します。

【結婚式準備白書】 動画編②~構成と使った曲~

めっちゃ間が空きましたが、結婚式で作成した動画のはなし。

それぞれの動画で力を入れたことでも書いておきます!
作成ソフトは、Adobe premiere elements 10 。

 

披露宴用のプロフィール

【構成】

「プロフォール映像って何?」という来賓や高齢の親族も見るので、奇をてらわずシンプルに。生い立ちをゆっくり追いながら、分かりやすいものを心がけました。

イントロで、奥さんがペーパーアイテム用に書いたイラストを使ったり、背景色やフォントを、他の式のテイストと合わせて、式全体の統一感が図られるように心がけました。友達から「披露宴の動画はあんま凝ってなかったね」って言われたけど、細かいところは凝ってたの!!

【使用曲】

流れゆく世界の中で feat. MONGOL800東京スカパラダイスオーケストラ

「春も夏も秋も冬も」の他、歌詞全体が季節の移り変わり、時の積み重ねを表現している事もあり、人生でお世話になった人達との歴史を語るにはもってこいの曲として選びました。スカパラの華やかな感じ、リズムが徐々にアップテンポになる所もイメージに合ってたかなと。

 

披露宴のエンドロール

【構成】

いわゆる映画のエンドロールっぽい、定番の感じ。黒背景に来賓の名前、個別メッセージが下から出てくると共に、昔の写真を流す。お互い結構な長文になる。冒頭には式の準備動画も入れました。

親へのメッセージを入れるかどうかで奥さんと議論になったけど、エンドロール時は親も退出しているということで割愛することに。

【使用曲】

宝石になった日/BUMP OF CHICKEN

共通の好きな歌手がバンプだったので、式のどこかで何かしら使おうと前々から思ってて。当初は「ray」がいいかなと思っていたけど、歌詞があんまりそれっぽくない。いろいろ聞いていた中で、お世話になった人たちとの時間は正に「君がいたことが宝石」と呼ぶにふさわしいと、この曲をチョイスしました。

歌詞全体では「いなくなった友達へ」のニュアンスもありますが、その点は目をつむってください!!

 

二次会のオープニング

【構成】

構成・作成は1番力を入れたので、これのみで別途1記事を書きたいと思います!動画編③で!

【使用曲】

前前前世RADWIMPS

「君の名は」の予告を初めて見たのが4月頃。その時点で、RADのアップテンポなラブソングは盛り上がりそうだなと、目をつけました。

その後、映画公開からすぐに話題となり、多くの人がこの曲を知っている状況だったので、使いやすかったですね。

曲は、8月に発売されたmovie ver.を使いましたが、動画編集が完了していた式の1週間前にラジオで初めてoriginal.ver.が公開されます。こっちはまだあまり認知されていなかったから、使ったら驚かれるかも…盛り上がるかも…と欲が出ましたがが、土壇場で編集し直しが怖くmovie ver.のままでいきました。

 



二次会のプロフィール

【構成】

友人のみの二次会だったので、家族や昔の写真を減らし、最近の写真や面白目の写真を増やしました。

曲もアップテンポだったので、どんどん写真を回して、勢いがある感じを心がけました。その一方、解説をゆっくり読んでもらえるスピード感ではなかったので

 生まれ:岩国
 部活:バレー
 サークル:よさこい

と、プロフィールを羅列する事や、僕のプロフィールは青・奥さんのプロフィールは黄と分けることで、直感的に分かりやすくする事を心がけました。

惜しむべきは、最後に作成した動画でありタイムリミットになってしまったので、2人の紹介部分が単調目になりがちだったことでしょうか。

【使用曲】

シュガーソングとビターステップUNISON SQUARE GARDEN

こちらも思い出の曲、必ずどこかで使おうと決めてました。付き合って2回目のデートでカラオケに行った時に奥さんが歌って、その後はドライブの度に聞いてました。

歌詞的な意味付けとしては…えーっと…
これからの人生、南南西を目指してパーティを続けたいと思います!

 

北海道は、何を試されていたのか。

出張で北海道に行ってきました。数年前のニセコスキーぶり。

吹雪いててくっそ寒かったけど、夜には友達にも会えたし、クラシックとジンギスカンと味噌ラーメンを味わえたし、充実した時間を過ごせました!

 

北海道といえば、枕詞的に使われる「試される大地」というキーワードがあります。
これなんなの?と調べてみると、

北海道のオフィシャルキャッチフレーズのようで、イメージアップキャンペーンの一環とかなんとか。

f:id:aruaradio:20170304105848g:plain

なんとなく北海道っぽいし、インパクトがすごい言葉だけど、意味ははっきり分からない。

  • 「(人が)試される大地」
  • 「(自然環境に)試される大地」

といった感じで〝大地〟が主格にしろ、目的格にしろ、荒々しい自然環境=試されるって意味だろうなと思っていましたが、公式見解としては以下らしいです。

“試される”は「誰かが誰かを試す」という決してつらい意味での“試される”ではなく、「自らに問いかける」あるいは「世に問う」というプラス志向を示す言葉であるとともに前向きな挑戦する気持ち「TRY」の意味が込められています。

「北海道は、成長・発展出来るか問われているよ!」みたいな感じかな。

 

 

解説した後ですが、「試される大地」ファンの皆様に、大変残念なお知らせがあります。このキャッチフレーズはこの冬に終了し、新しいキャッチフレーズになってしまいました。

「その先の、道へ。北海道」

 

プルスウルトラですね。更には、このフレーズに連動して、初音ミクを起用したオフィシャルソング・イメージまで公開されてました。ボカロPとしては、行政のお墨付きを得られるなんてなかなかない機会だったから相当腕がなったことでしょう。弾幕用意、鳥肌注意です。

新千歳空港にも数年前から雪ミクショップもあったし、万を辞してオフィシャルな関係になったようで。

 

 

自然環境にも経済的にも試され続けてきた北の大地が、前向きな言葉と共に、ポップカルチャーと連動して明るいイメージ戦略に舵を切りましたが、引き続き色んな何かに試されるのは言うまでもありません。様子を見に行きがてら、今年はライジングサンに行きたいなぁ。

 

f:id:aruaradio:20170304112051j:plain

新千歳空港のガチャでは、かつてミク欲しさに2000円以上つぎ込みました

ワンチャンあるよ!ワンチャン!

最近「フォトジェニック」って言葉をよく聞きます。

意味は「写真写りがいい」とか、「写真に映える 」とか、昔からあった表現。
何も特別な言葉ではありません。
この言葉が流行った背景としては、インスタグラムを筆頭としたSNSで、いかに素敵な写真をシェアし合うかがステータスになったという事が大きな影響なんでしょうね。

そう、何でもフォトジェニックさが重要。
ラーメンやおもちでも、どれだけフォトジェニックであるかが勝負なんです。

 

こないだ見てたテレビでは、ローラの幼い頃の写真が紹介されてたんだけど、レポーターの女の子が
 「わー!小さい頃からフォトジェニックだったんですね~!」
と言ってて、度肝を抜かれました。 

 「僕の知らないところで、よーわからん言葉が一般化している…」
世にも奇妙な物語で言うと、ずんどこべろんちょ状態です。

 

みんな写真写りなんて、日常で気にしてなかったじゃないか!
何、急に言いたくなってるんだよ!

この新しい言葉特有のとりあえず使いたい状態は、僕的に
 「ワンチャン」
が流行った時に似た気持ちなんです。

使い勝手がよくない言葉なのに、隙あらばうまいこと「ワンチャン」をねじ込んでくる大学生達に、新時代の幕開けを強く感じた社会人一年目を思い返します。

 

「フォトジェニック」という言葉が流行ることで、素敵な写真が世に増える。
「ワンチャン」という言葉が流行り、みんなチャンスを掴むようになる。

言葉から、世の中を動かしていくことができるのかもしれませんね。

青のフラッグが素晴らしい!もう一度言う、素晴らしい!

ジャンプ+の「青のフラッグ」すごいおもしろい。
ジャンプラの今までで、一番だよ。

連載が始まってからこの一ヶ月、毎週水曜日が楽しみだよ、あたしゃ。

あたしゃねぁ!
あ~!!あ~~高校生!!

 

さて何がいいのでしょうかね。

その1 キャラクター

クロスマネジもそうだったけど、主要な登場人物を上手く役割分担・関係性を組んでおく事で、奇抜なキャラデザインとか、奇妙な口癖とか、無理矢理なキャラ立てに頼らないで、個性が立っているのがすごいいいね。

そうだよね、現実世界も。
いきなりその人自身を知るんじゃなくて、最初は「野球部のあいつ」「田中といつも一緒にいる友達」とか、コミュニティや関係性ありきで人を知っていくよね。非常に各人物がすっと入ってきます。関係性もすごい良いしね。

その2 絵のテイスト

この作者の絵の線の細さというか、淡いテイストが、青春恋愛ものにぴったりでしたね。ジャンプ本誌ではスポーツ系で2作品を連載してたけど、躍動感とはちょっと違う絵柄だからね。

青のフラッグでは、そんな作者の画力的な持ち味とか、表情がクルクル変えて見せる細かいコマ割りのテイストとか、作風全体が心理描写が命の恋愛モノとドンピシャで合った気がする。

もともと純粋なる恋愛漫画(自分で書いててキモいと気づいていますが)大好きなんだけど、少年誌を主な根城にする自分は、ラブコメでもなく、ファンタジーでもない、ただただ素直な青春恋愛ものに出会うことが少なくて。

今回はいい作品に巡り会えましたよ。

 

今日の5話目で、初回から噂されていたとおりトーマがBLである事がほぼ確定しちゃったけど、その点も丁寧に扱ってくれそうなので、すごい期待しています。

話どんどん進むから短期連載かもな~。早く来週にならないかなぁ。

中洲の屋台はぼったくりが多いの?

先週、出張で九州に行きました。

同僚の方たちと、「夜は中洲の屋台で、おでんか焼きラーメンでも食べましょう!」と前々から盛り上がっていました。博多華丸大吉あたりがアメトークなんかで紹介しまくっている雰囲気のやつです。

 

そんなノリの中、現地の会社の方と話すと

「夜はどうするんですか?」
「もつ鍋を食べて、二軒目は中洲の屋台に行こうかと」
「止めておいたほうがいいですよ、ぼったくりばっかですよ」

 

「!!」

 

聞くところ、メニューに金額が書いてなくて、ビールも〝時価〟表示。
相場のわからない観光客だとバレるとカモにされちゃうとか。

テレビで紹介されるにつれ、財布の紐が緩い観光客が集まってきて、そんな漁場と化してしまった、という事でしょうか。華丸大吉の素敵な誘い文句で客を呼びすぎたのが、アダになってしまっているのかもしれません。

 

新宿から遠く離れたこの街で、よもや風物語のような事件が発生しているとは露知らず。

「どうしても屋台に行きたいなら、天神のがおすすめですよ」

といただいた建設的なアドバイスを胸に刻み、仕事を終えた我々は夜の街に繰り出したのでした。

 

そしてその夜、
博多には強い雨が降り、屋台は全く見かけなかったのでした。

 

matome.naver.jp